樂篆工房(らくてんこうぼう)

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2021.01.30

照一隅

 

今年も荒川産業株式会社様に「照一隅」の看板をご依頼いただきました。

高橋政巳亡き後も、新しく事務所ができるたびにご依頼いただき、

大変喜ばしく思います。

オリジナルの書を飾って頂いており、

その書を一旦お借りして、同じ書体で、桐板やヒノキ材などに、

金箔張り、書彫り、筋彫りなど、様々な彫り方で制作しております。

それぞれの看板は、新しくできた事務所に飾って頂いています。

 

『照一隅』(一隅を照らす) -最澄-

「径寸(けいすん)十枚 これ国宝に非ず、
一隅を照らす これ即ち国宝なり」

「径寸」とは金銀財宝のことで、「一隅」とは、
今あなたのいるその場所のことです。
お金や財宝は国の宝ではなく、家庭や職場など
自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、
明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも変
えがたい貴い国の宝である。一人ひとりがそれぞ
れの持ち場で全力を尽くすことによって、社会全
体が明るく照らされていく。
自分のためばかりではなく、人の幸せ・人類み
んなの幸せを求めていこう。
「人の心の痛みがわかる人」 「人の喜びが素直に
喜べる人」「人に対して優しさや思いやりがもてる
心豊かな人」こそ国の宝である。